女たらしのリリーさんと娼婦のイアたんのお話。
●イア
娼婦。見た目の美しさから人気も高く、かなりの高額で男の相手をして生計を立てている。
幼いころに親に売られたためにそういう世界でしか生きられない不遇な子。
男はケダモノとしか思えず恋愛することが出来ず、何のために生きているのかもわからずにいた。
人間不信から誰とも深く関わることをしてこなかったが、ひょんなことから出会ったリリィに「存在価値」を見出して恋に落ちる。
リリィのようなカッコイイ女性はずっと憧れの的であり、今では唯一の心の拠り所であるリリィに貢ぐために働いている。
●リリィ
そこら辺の男より断然イケメンな女たらし。悪気なく天然で浮気者。
「アタシが何もしなくても(主に女に)モテちゃうんだからしかたないじゃん?」って感じで反省の色はない。
そんな中ひょんなことから出会った娼婦のイアに身の上を聞かされるが、憐れむことなく素直に尊敬を表した。それをキッカケにイアたんにも惚れられてしまう。
リリィとしては特にイアを特別に思っていたわけでもなく、普段女性を相手にしてる時と同じ扱いで接していたが、いつの間にかイアの事を一番に考えている自分に気づく…のはもう少し後のお話。
イア「私は……リリィみたいにかっこよくなりたかった」
リリ「アンタはアタシなんかよりずっとカッコイイよ」
イア「嘘。私は小さい頃からそういう世界しか知らない。男はみんなケダモノ。恋愛も出来ない。どうせ私は都合のいい道具でしかないのよ」
リリ「だったらさぁ、」
イア「……?」
リリ「だったら、アタシにしなよ」
普通に恋をしたり愛したり誰かに愛されたりしたかったのにそれができない、そんなイアたんの初めての理解者がリリィさんだったらいいなって。
そんな妄想の産物。
←Back


0 件のコメント:
コメントを投稿
感想、質問等ありましたら良ければお気軽にどうぞ!